結婚式を終えた新婚夫婦にとって、次の楽しみはハネムーンに行くことです。現在、ハネムーン費用の相場は、50万円前後といわれています。この相場は、国内と海外問わず旅行にかかった費用の平均となるため、実際の費用は旅行先により大きく異なります。旅行先を国内か海外かで迷われている方は、50万円前後の資金を準備しておけば、いずれにも対応しやすいためお薦めです。また、旅行先の宿泊費と交通費以外にも費用はかかります。
ウェディングの後にしっかりとハネムーンに行く、と言う事が今では多くなっています。ちなみに日本では始めて新婚旅行をしたとされているのは坂本龍馬になります。さて、このハネムーンと言うのですが実は造語になります。日本でしか通じない可能性が高い言葉でもあります。まず、そもそも正確にはハニームーンといいます。要するに蜜月と言う意味であり、古くは結婚初期に蜂蜜酒を飲んで精力をつけていた時期、と言う事から生まれた言葉であるとされています。
社会の色々な局面に経済格差や教育格差等、二極化現象が現れていますが、結婚式と披露宴に加えて新婚旅行も同様のようです。結婚は人生最大のうれしいイベントなので結婚式と披露宴には多くの人に参列してもらい、賑やかなひと時を過ごしたらそのまま豪華版の新婚旅行に出かけたいと誰もが考えます。カップルがその通り実行しようとすれば式場関係者等がサービスに努めていくらでも豪華なコースを設定してくれます。経済的に余裕のあるカップルは数百万円の予算をかけて希望するハネムーンコースを楽しむことができます。
東南アジアにはおしゃれなビーチリゾートがたくさんあるので、ハネムーンにも最適です。日本からも距離的に近く、移動にあまり時間をかけることができないという人や限られた予算しかないというカップルにおすすめです。時差も少ないので身体的な負担も少なく、物価が安くてショッピングが楽しめるというメリットもあります。食事に関しても日本のように魚をたくさん食べているところが多く、日本人にとって食べやすい食事が提供されているところもあります。
ハネムーンのプランを考えるにあたり、結婚式場のウェディングプランナーに積極的にアドバイスをもらうことがおすすめです。特に、旅行先の選び方や予算の立て方に関しては、素人にとって理解しにくい部分が多くあるため、トラブルを回避するために、余裕をもって準備を始めることが大事です。また、海外のリゾート地を旅行先に選ぶ場合には、シーズンによって高額な費用が掛かったり、飛行機やホテルなどの予約が難しくなったりすることがあります。